「高いお金を払って買ったワインが好みじゃなかった。。」
「ワイン選びで失敗したくない!」
「イタリアワインのおススメが知りたい!」
目次
「イタリアワインの帝王」GAJA ~ガヤ~ 「濃密な味わいの赤ワイン」
ワイン名:プロミス・カ・マルカンダ
「絶対に飲むべきワイン」のシリーズ第一弾は、「イタリアワインの帝王」と呼ばれワイン業界で知らぬ者はいないほど高名な、イタリア北部を代表する造り手「ガヤ」の赤ワインをご紹介します。
ガヤのワイン造りの歴史は、1859年にスタートし現在まで5代に渡り、徹底して品質にこだわる古典派と現代派の中間的な「ガヤスタイル」のワインを造り上げています。現当主アンジェロ・ガヤ氏は、イタリアワイン改革運動の先駆者で、1970年代から畑の改良や改植、醸造技術の更新を行い、アメリカへの積極的な販売活動を成功させ大躍進を遂げました。
豆知識「古典派と現代派について」
世界のワイン造りにおいて、製法と生み出すワインのスタイルによって、古典派(クラシックスタイル)と現代派(モダンスタイル)の2つのスタイルが存在します。古典派は、伝統的な設備や技術によって造られるワインで、酸味やスパイスの風味が特徴的で、清楚で落ち着いた雰囲気があります。若い年代のワインは硬さがある為、ある程度の熟成を経てから愉しむのが望ましいです。現代派は、革新的な設備や技術によって造られるワインで、華やかで力強く、溢れんばかりの果実味を持ちます。きめ細かく柔らかい質感もあり、若い年代のワインでも親しみやすく、さらに抜栓直後から愉しめるワインが多いのも特徴です。
~「古典派」の赤ワインの発酵、浸漬工程の写真 ~
ご紹介するワインは、名門ガヤがトスカーナ州に進出し造り上げた「モダンスタイル」の赤ワインです。
~ イタリア トスカーナ州のブドウ畑 ~
味わいデータ
◆酸味………
◆渋み………
◆甘み………
◆コク………
◆バランス…
◆価格………楽天価格 4,605円~
※木樽による熟成(一部新樽使用)
※中級者~上級者向け。
ブドウ品種
◆メルロー主体
◆シラー
◆サンジョベーゼ
今回、リーデルのグラスにてテイスティングを実施しました。
ワインのメルロー種の特徴である優しく柔らかい質感と、補助品種のシラー種のスパイシーさを引き出し、ワインのポテンシャルを最大限に表現していたのは、①のグラスでした。①のグラスの特徴である「ゆるやかなすぼまりの大きなボウル」「ワインが舌上で横に広がる構造」が、ワインと相性が良かったという結果でした。
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最後に、こちらのワインに合わせる料理をご紹介しますね。
和のおうちごはん「すき焼き」との相性は抜群です。
薄切りの牛バラ肉や牛モモ肉を煮込むことで、「柔らかい質感」と「じんわり肉の旨味」が強調されます。さらに、すき焼きの割り下で使用する「醤油」はワインと同じ発酵食品であり、醤油の原料に「炒った小麦」を使用します。熟成に香ばしい木樽を使用したこちらのワインの風味と炒った小麦の風味はお互いに寄り添い旨味の相乗効果を発揮します♪
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