「最近ワインを飲み始めたけど、どうやって保存すれば良いか分からない」
「もっと美味しく飲めるコツないかなあ?」
このように思っていませんか?
ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
ワインの大まかな種類
ひと言で「ワイン」といっても、その種類はいくつかに分けられます。
今回は代表的なワインの種類である「赤」と「白」、「ロゼ」のそれぞれの特徴を解説していきます。
・赤ワイン
赤ワインは黒い皮の「黒ブドウ」から造られるものです。
その特徴は、この黒い皮と種も使って造ること。
ポイント
そのため、皮や種の渋みが感じられるのが赤ワインの大きな特徴です。
赤ワインに使われるブドウは、大きく分けるとボルドー系とブルゴーニュ系の2種類です。
ボルドー系は「メルロー」や「カベルネ・ソーヴィニョン」、ブルゴーニュ系では「ピノ・ノワール」という品種が有名です。
赤ワインに挑戦したい!という初心者の方は、毎年11月に販売されるボジョレーヌーボーから飲み始めてはいかがでしょうか?
ボジョレーヌーボーは「ガメイ」という品種で作られるもので、初心者の方でもスルスル飲みやすい味わいのものが多いです。
・白ワイン
白ワインは基本的に皮が黄緑色の「白ブドウ」から造られます。
ポイント
皮や種は取り除いて造るため、独特な渋みがありません。
赤ワインを飲んでみて「渋いテイストが苦手だな」と感じた初心者の方は、白ワインから楽しむのもおすすめの飲み方です。
代表的な品種は「ソーヴィニョン・ブラン」と「シャルドネ」です。
ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系のスッキリ爽やかタイプ、シャルドネはそれぞれの生産地の気候により変幻自在に味わいを変化させるバラエティ豊かな品種です!
気になる方を試してみてはいかがでしょうか?
・ロゼワイン
フランス語で「バラ色」という意味のロゼは、色合いが赤ワインと白ワインの中間のような物が多いです。
口当たりが良く、渋みも少ないので初心者の方にもピッタリ。
色が綺麗なのでプレゼント用としてもおすすめです。
ワインの飲み方の基本①温度
次に飲み方の基本である「温度」をご紹介していきます。
ポイント ワインの味わいは非常に繊細で、温度によって香りや味わいが変化します。
難しく思うかもしれませんが、ちょっとしたコツで初心者の方でもグッと美味しく飲めるので、ぜひ心がけてみてください!
・赤ワイン
~フルボディ(重みや渋みのあるワイン)~
色が濃くて重厚感のある味わいが特徴のフルボディは、16℃~18℃くらいで楽しむのがベスト。
このくらいの温度でしたら嫌な苦みは抑えられ、さらに渋みが緩和される事で、まろやかな口当たりと味わいになります。
~ライトボディ(色が淡く、口当たりがフレッシュ)~
初心者の方でも飲みやすいタイプの赤ワインです。
おすすめはワインの温度を、12℃~14℃ほどまで温度を下げる飲み方。
酸味は心地良く感じられ、軽やかで口当たりの良い味わいを楽しめます。
~ミディアムボディ(フルボディとライトボディの中間的な味わい)~
ミディアムボディは14℃~16℃ほどに温度を下げて飲むのがおすすめの飲み方!
全体的な味わいのバランスも良くなり、料理に合わせやすくなります!
・白ワイン、ロゼワイン
~辛口~
おすすめの飲み方は7~14℃くらいです。
酸味が強調された辛口ワインは、7~9℃くらいまで冷やすことで引き締まった味わいが楽しめます。
果実味や凝縮感に溢れ、フルボディタイプの辛口ワインの場合は、10~14℃程度で飲まれると「じんわりとした旨味」を楽しむことが出来ます。
~甘口~
温度が高いと甘みを強く感じやすいので、5~8℃くらいに飲むのがおすすめの飲み方。逆に温度を高くする事で、甘さは強調され華やかな香りを強く感じられます。
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~スパークリングワイン~
炭酸が入ったスパークリングワインは、温度が高いと炭酸が抜けやすくなり、香りも弱まってしまいます。
甘口は4~5℃、辛口は6~8℃ほどにするのがおすすめの飲み方です。
ワインの種類別におすすめの温度をご紹介しましたが、ワインによっては、ラベルにおすすめの温度が書かれていることもあるので、その場合はそちらを参考にしてみてください!
豆知識
料理とワインを一緒に楽しまれる場合、料理の温度とワインの温度を近づける事も大切なポイントです。例えば、冷たいフレッシュサラダであれば、冷やした白ワインが合いますし、フライパンでソテーしたステーキあれば、16~18℃くらいの赤ワインが合います。
ワインの飲み方の基本②グラス
ポイント ワインはグラスによっても味わいが変化します。
ここからは、そんなワイングラスの選び方や持ち方について見ていきましょう!
・グラスはワインに合わせて選ぶ
~飲み口が広がっているグラス~
口中に、より多くのワインが入りやすいので、酸味が穏やかに感じられるでしょう。
酸味が強めの白ワインや赤ワイン、コクのある白ワイン、渋みが控えめな赤ワインにおススメです。
~飲み口が狭くボウルが膨らんでいるグラス~
香りがグラス内部に留まりやすいので、ワインの香りを楽しみたい時におすすめです。
香りが華やかな白ワインをよりフルーティーに、渋みが強めの赤ワインの渋みを和らげてくれますよ。
~中型のサイズで楕円状のグラス~
チューリップのような形をしたグラスで、どのようなワインでも美味しく飲むことができるオールマイティータイプ。
カジュアルな家飲み用のグラスとしても最適♪初心者の方にもおススメのグラスです。
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・ワイングラスの持ち方
ワイングラスは、ワインが注がれる部分を「ボウル」、細長い足部分を「ステム」といいます。
ボウル部分を持って飲むと手の温度がワインに伝わってしまうため、なるべくステムを持って飲むのが良いといわれていますが、海外ではボウルを持って飲むケースも多く正解はありません。
持ちやすい持ち方で楽しんでみてください!
自宅で美味しいワインを楽しもう!
ワインはポイントを抑えるだけで、自宅でも美味しく飲むことができます。
ここからはそんなちょっとしたコツをお伝えしていきます!
・空気に触れさせる
ポイント ワインは、空気に触れることで酸化して香りが立ったり、まろやかな味わいとなります。
空気に触れさせるには、デキャンタというガラス容器にワインを一度移してからグラスに注いだり、ワイングラスを回すのが一般的です。
豆知識
ワイングラスを回す事を専門用語で「スワリング」と言います。スワリングの際のマナーとして、「右利きの方は反時計回りに、左利きの方は時計回り」が基本です♪理由は、もしワインがこぼれた際に周囲の人にワインがかからないように配慮したテーブルマナーです。仮にこぼれてしまった場合は自分にかかりますのでスワリングのやり過ぎには注意が必要です(笑)
・料理と一緒に楽しむ
ワインと料理の相性は「マリアージュ」とも呼ばれています。
赤ワインの持つ「タンニン(渋み)」は、お肉の脂身を中和してくれる効果があるので、一般的に赤ワインとお肉は合うと言われます。
白ワインの持つ「有機酸」には殺菌効果があるので、生の魚介類の雑菌汚染を抑制してくれます。
では、ワインと料理を合わせる上でのポイントを簡単にご説明しますね。
ポイント
①風味を合わせる…ハーブやレモンの香りのするワインには、料理にもハーブやレモンを使用します。料理の仕上げにレモンを絞るだけでもOKです!
②質感を合わせる…タンニン(渋み)が強調されたワインには、噛み応えのある「もも肉」を。逆にタンニンが控えめなワインには柔らかい「ロース」を合わせるイメージです。タンニンが強調されたワインには、フライパンでお肉をしっかりと焼き、タンニンが控えめなワインには、お肉を煮込むことで口中での嚙み合わせを合わしていきます。
③酸を合わせる…酸の強いワインには、酸を加えた料理を合わせるのが最も重要です!ワインと料理を一緒に食している際に「酸同士が寄り添う事」を大切にする事で、自然とワインと料理が合ってきます。逆に、酸が弱いワインには、料理に強めに「塩を振ること」で調節します。①の風味で合わせるとも繋がってきますが、料理の仕上げにレモンを絞ることで酸を調整するのが簡単です!
このように、「ワイン+料理」と組み合わせて楽しむことで、新しい魅力を見つけることができますよ!
料理をのせるお皿にもこだわって、特別な食事を演出してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ワイン初心者の方におすすめの飲み方は、飲む時にグラスを回すなどして空気にふれさせること、ワインの温度に気を付けること、料理に合わせたワインを選ぶこと等です。
お皿やワイングラスにこだわることで、より食事が楽しくなるので、ぜひこの機会に揃えてみてはいかがでしょうか?
今後、おすすめの飲み方をさらに深堀りしたブログも掲載していきます。
ご紹介した内容も参考にしながら、ぜひワインライフを楽しんでみてくださいね!
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